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Press release
欧州の現状を学び、主要な展開を世界規模で理解する機会を提供
長い歴史を持つ大規模な年次会議「Organic Semiconductor Conference(OSC-08)」が2008年9月29日~10月1日に独フランクフルトのフランクフルト・メッセで開催されます。「OSC-08」は、有機半導体技術の最新の研究開発に関して、専門的なディスカッションを行うための国際フォーラムです。有機エレクトロニクス業界と有機半導体業界の進捗状況を報告し、将来的な方向性を話し合うため、世界各国のエンジニア、研究者、ビジネスリーダー、投資家500人以上がフランクフルトに集結する予定です。
日本はすでに、有機EL(OLED)フラットパネルディスプレイの開発で大きな存在感を確立しており、毎年公開されるOLED特許の50%以上を占めています。さらに、日本企業は、太陽光発電、トランジスタ、メモリ、センサーについても、多くの特許を申請し始めています。OLEDを採用したディスプレイの市場規模は、すでに6億ドルに達しており、製造の大半は極東地域で行われています。有機エレクトロニクスの市場規模は、今後7年間で100億ドルを上回る見込みです。
米国と欧州のベンチャー・キャピタルと政府による、過去8年間でのこの技術に対する累積投資額は15億ドル以上に上ります。一部の技術分野では、欧州が米国の3倍の投資を行っています。こうした投資の結果、Polymer Vision、Plastic Logic、Konarka、Nanoidentといった多くの欧州企業が生まれており、これらの企業は、有機ELを採用した初の製品の発売に向けて取り組んでいます。昨年だけでも、Plastic Logicは、初の有機トランジスタ・ファブの建設を目的に、1億ドル以上の投資を得ました。
日本企業にとって、「OSC-08」は、欧州の現状を学び、有機エレクトロニクスの主要な展開を世界規模で理解する絶好の機会となります。有機技術をこれほど包括的に網羅するとともに、欧州企業の上級管理職がこれほど多く出席する会議はほかに存在しません。
会議で行われるプレゼンテーションは、有機半導体技術だけでなく、有機エレクトロニクス、プリンテッド・エレクトロニクス、フレキシブル・エレクトロニクスなど、幅広いトピックを網羅します。OLED、照明、太陽電池、RFID、メモリ、センサー、集積回路、スマート・パッケージングなどの用途について、話し合いを行います。
以前にも増して多くの用途が商用化に進む中、本年の会議は「From Lab to Fab」をテーマに掲げます。基調講演では以下のメンバーが技術の市場化に関するさまざまな側面と、テクノロジー・ビジネスとしての成功方法について、プレゼンテーションを行います。 ■ 世界をリードする半導体IP企業、ARMの創立者で会長のロビン・サクスビー(Sir Robin Saxby)氏 ■ NovaledのCEO、ギダス・ソリン(Gildas Sorin)氏 ■ Cambridge Display TechnologyのCTO、ジェレミー・バロウズ(Jeremy Burroughes)氏 ■ Polymer VisionのCTO、エドザー・ウイテマ(Edzer Huitema)氏 ■ KonarkaのCTO、クリストフ・バーベック(Christoph Brabec)氏
会議には、90人以上の講演者が参加し、8つの会議前セミナーが開催されます。出展企業は最大50社に及び、出展企業によるフォーラムや、交流ディナーも用意されています。「OSC-08」は大規模な国際イベントであり、欧州、米国、極東から約500人の参加者が集まる予定です。
今回の会議を主催するのが、有機半導体業界向けの情報サービスと技術コンサルティングの提供で世界をリードするシンテリック(cintelliq ltd)です。今年の協賛スポンサーは、FlexTech Alliance(旧US Display Consortium)、OLED Association、UK Display and Lighting Networkです。
ソニー株式会社のマテリアル研究所で統括部長を務める笠原二郎氏は、次のように述べています。「産学双方の人々にとって、『OSC』は、重要かつ魅力的な会議です。世界規模で活動している大手企業の人々が一同に会し、交流を深めることは、有意義な機会となります。有機エレクトロニクスに関わる人々にとって、『OSC』が是非とも参加したい会議であることは間違いありません。」
シンテリックのCEO、クレイグ・クルクシャンク(Craig Cruickshank)は、次のように述べています。「この業界に関心のあるすべて人々にとって、『OSC-08』は、あらゆる地域の人々が出会い、刺激的で生産的な環境の下でアイデアを交換することのできる絶好の機会です。情報収集と交流の場として、『OSC』がいかに成功を収めているかについては、当社の代表者を通じ、コメントが毎年寄せられています。」
「極東からの参加者を中心に、参加者数が前年比で急増(30%)するなど、昨年の会議の結果には非常に満足しています。開発・製造の主要な中心地からの参加をこれまで以上に拡大し、『OSC-08』が引き続き、業界の活動をグローバルに把握できる場となるよう、当社は今後も尽力していきます。」
11 August 2008
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